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実践
18. 不安
〈ブルグミュラー25の練習曲より〉
この曲で学ぶこと
16分音符のアーティキュレーション
- 17番「おしゃべりむすめ」の同音連打の応用
左手の和声進行
- 和声法の基礎に忠実な進行になっている

16分音符のアーティキュレーション
「17. おしゃべりむすめ」に倣って,まず同音連打で右手16分音符の練習をします。
下の譜例を参考にしてください。3つの16分音符が同じ音質になるように打鍵します。

上の同音連打とまったく同じ打鍵で本来の音を弾きます。
指が先走ったり音がすべったりしないよう,同音連打の指先の感覚をそのまま応用します。

うまく弾けたら,本来の楽譜どおり、スラー(レガート)で弾きます。

左手の和声進行
左手のパートの和声進行を見ていきます。
最初はホ短調で始まりますが,途中で別の調に転調することを,下の譜例で示しています。
ここではロ短調やト長調が何ものかは考えなくても大丈夫です。
なんとなく調が変わっていることを耳で感じ取っておきます。
(和声の理論は「Bach 2声のインベンション」でふれます)

その他の要素(フレージング,形式,テンポ,ビート,Q&Aなど)を自力で読取り,音楽を完成させましょう。
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