ノータジェーナスクールを開校して,はや4ヶ月が経ちました。
受講してくださっているAさま(ABCのAです,お名前のイニシャルではなく),いつも本当にありがとうございます。
本当は万全の体制を整えてからスタートしたかったのですが,準備があれこれ間に合っておらずごめんなさい。また,満を持して臨んだものも,実際にやってみると予想していたものとは全然違う方向に進んでいたり,何事もやってみなければわからないものだと日々痛感しております。
当スクールは完全オンラインレッスン制をとっていますが,やっぱり対面式のスクーリングがあった方がいいね,という話になり,取り入れることにしました。(希望者のみのオプションになると思います)
今後も受講生さまとの対話の中から柔軟により良いものを模索し積み上げていきたいと思っています。

当スクールの教育メソッドは,「ショパンのピアノメソッド」を謳ってはおりますが,中身は海外の音楽専門教育で広く標準的に実践されているものであります。
海外のピアニストの演奏する姿を見て,日本人とは手の形や体の姿勢が違うな,と思ったことはありませんか。海外のピアニストの演奏は,この標準的なメソッドで学んでいる結果といえます。欧米ロシアはもちろん,中国,韓国,北朝鮮,東南アジア,中央アジア,中南米,中近東……わたしが知る限りどこも同じメソッドでピアノを学んでいます。どこも欧米ロシアから持ち帰り,それぞれの国で浸透させ,発展させてきたものです。
そのメソッドは200年近く前にショパンが書き遺したピアノメソッドと同質のものです。これはショパンのピアノメソッドがヨーロッパやロシアで受け継がれてきた,と言うよりは,ピアノ演奏やピアノ教育に携わってきた無数の専門家たちが試行錯誤を重ねた上でたどり着いた結論が,ショパンが200年前に実践していた方法と同じだった,ということだと思います。
当スクールではショパンのピアノメソッドをベースに,実際に世界のピアノ教育現場で用いられている文言や概念を重ね合わせて学習メソッドを構築しております。
これが日本でも広まることを期待しています。

メソッドの内容をおおまかに書きますと,まず楽器(ピアノ)の構造と機能を理解します。そして自分の手指と体の構造と機能を理解します。そして鍵盤の扱い方を学びます。ピアノを奏でると音が鳴りますので,その音をよく聴き,聴き分け,より良い音を鳴らすための技法を学びます。わたしたちが演奏するのはたいてい過去の巨匠の作品ですので,作品をより深く理解するために読譜法を学びます。そして楽譜から音楽を読み取ることを学んだら,次はそれを音として構築していく方法,具体的にはフレージングやハーモニーバランス,音色(タッチ)などを学びます。楽曲は物語になっていますので,どういう物語なのか,どういう展開でどういう結末が待っているのか,それを理解するために形式や和声法を学びます。
これらを,順番に,自身の歩幅で,楽しく学んで身につけていきます。